格差社会ってヤバいのか?
私は経済学者でも社会学者でもありません。ただのサラリーマン大家の独り言ですので悪しからず。
昨今世界中で格差が拡がり、日本もジニ係数が過去最大になったなどと言われております。
中国に駐在していた者としては日本の格差なんてたいしたことないとは思っていますが、このまま格差が拡がれば本業だけで食えなくなるサラリーマン(及びその家族)が間違いなく増えるわけです。人気のピケティさんのような考えが主流になったり、あるいは政治家や官僚を動かせる人は格差をなくしていく方向で努力すればいいと思いますが、私のような一介のサラリーマンは万が一に備えることくらいしかできません。
この前たまたま赤坂のスナックで飲んでたら隣の席に旧大蔵官僚の方がいらっしゃって、「格差が小さかったのなんて戦後の米ソ冷戦時代くらいだよ」などと厭世的なことを言われまして。。。確かに日本では江戸時代から戦前までは小作農のような農民が多かった訳ですし、ヨーロッパやアメリカだって貴族社会や奴隷制度で経済発展を成し遂げてきたことを考えれば当たっているのかなと。
そんな訳で、格差社会に備えるという意味での不動産投資でもあるのですが、東京都区部という割とミクロの視点でのジニ係数データもありました。
http://www.nli-research.co.jp/report/detail/id=54966?site=nli
このデータから何が見えるのかなぁなんて素人ながら考えてみたところ、
・やっぱり高所得者層の多いエリアはいいでしょ!
・格差が少ない(=ジニ係数が低い)エリアは住みやすいかも!
なんてことです。
そして、なんと私の第一号物件はこの中で最もジニ係数が低い区にあります!完全な喰いタン後付けですが、いいエリアを選択したことにしておきます。
話は急に変わりますが、私の大好きな野球では日米格差が拡がっています。30年前から10年毎の最高年俸データをドン!
1987年 NPB 落合博満 1.3億円(日本人初の1億円プレーヤーに)
1997年 NPB 落合博満/清原和博 3.6億円(翌年からイチローが3年連続No.1です)
MLB アルバート・ベル 12.1億円(ボンズを抑えてのNo.1)
MLB ジェイソン・ジアンビ 27.6億円(翌年からAロッドが6年連続No.1)
MLB クレイトン・カーショー 39.8億円
まあ、これはひとえにMLBがリーグの市場価値を高め続ける努力をしてきたことが大きいと思います。
我々大家も、新築/購入に偏重している個人向け不動産市場において中古/賃貸市場を拡大しながらリーズナブルで住み心地の良い住まいを提供し、中古/賃貸市場の価値を高めていく使命があるのかもしれません。
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