情報収集力で勝つ!

昨日の金消契約での鬼の筆圧署名と押印連打で腱鞘炎になりそうな転職サラリーマン大家です。日本の印鑑文化にはいつまで経っても馴染めません。担保されるセキュリティレベルに比べ、印鑑登録、証明書発行、捨印、割印とか効率が悪すぎる気がしますし、海外では全く役に立ちません。こんにちは。

本日は、不動産投資に関する報道やブログ、本、セミナーなど情報収集に関する私なりの見解を述べたいと思います(毎回言いますが、超適当な個人的意見です)。

よく、不動産を勉強すればするほどいろんな方法が書かれていてどれにすればよいか分からずに買えない初心者がいるみたいな記事を目にします。そらそうよ、発信している人の立場や目的が違うんだもの。私は2つのポイントを意識して情報収集しています。

①発信する人は、言いたいことしか言わないし、書きたいことしか書かない。

②発信者の背景を調べ、発信する意図を探る。

①については、ゴシップ誌(センテンススプリングとかイーストスポーツとか)はやりたい放題やってる感があって分かりやすいのですが、大手新聞なんかでも明らかに右寄り左寄りな記事の扱いがあって、あたかもそれが国民にとって重要なことですよ的な印象を植え付けているんです。優先的に電波が与えられている民放キー局だってもはや公共性のかけらもありません。

ある程度公共性の求められる大手メディアですらこのような状況ですから、不動産業界など言わずもがなです。一番ひどいサブリースの「30年間一括借り上げ」なんてのは言葉のあやで詐欺みたいなモンですからね。家賃保証のない借り上げなんて、核ミサイルのないカリアゲ君くらいの位置付けです(意味分からん)。

まあ、情報に嘘はなくても「新築一棟アパート土地購入から!」とか「地方中古RCの利回り最高!」とか皆さん言いたいことだけ言いますから(その裏にあるリスクは確からしく少しだけさらけだす)、素人はそれが一般常識なんだと流されてしまう訳です。書きたいことだけ書くということは、事実は書かれているけども(嘘もあるが)、実態ではないということ多いということを肝に銘じて情報収集をすべきです。

②については、①の裏取りみたいなイメージでしょうか。この本の言っている事怪しくねぇ?と思いながら読み進めて、最後の著者プロフィール欄をチェックし、その会社(だいたい代表者が著者)とかWebで調べたらやっぱり自分のとこの区分マンション売りたいだけじゃん!ってな結論になるわけですよ。あとがきにもしっかりと「お悩みなら是非ご連絡ください」ってメアドとか貼り付けてあったりします。

そして大体、情報発信する意図はパターン化されます。

・自分の物件を売りたい(不動産屋、仲介)

・お悩み相談に誘導したい(コンサル、税理士、弁護士)

・その本を売って稼ぎたい&自分の格付けアップ(儲かっていない大家さん)

・ちょっと目立ちたい、有名になりたい(俺)

そして、読者のためになりたいとか賃貸経営初心者に成功してもらいたいとか社会に貢献したいとか、つまり読者側がその情報に期待していることを発信者が意図していることはレアケースだと思います。まず情報発信者の求める結論があって、その結論を得るための都合のよい理屈を後付けで引っ張ってきているだけというのを理解しましょう。

うまく情報を活用するには、そこに書かれている主観ではなく客観的な事実やデータを吸い上げることです。いろんなところからデータを吸い上げていくと、自ずと目指すべきところが見つかるのではないでしょうか。そのデータを吸い上げるには、事前に自分がどこを目指すべきなのかある程度仮定をした方が探しやすいと思いますが。

で、このブログの題名でつられて記事読んで、なるほどと思った人!騙されますよ!

私、初心者ですから。

↓押すなよっ!押すなよっ!絶対に押すなよっ!ポチッ!