入居率98%?

昨日、司法書士登記費用の源泉所得税をATMで納入しようと思ったら窓口でしかできなかった転職サラリーマン大家です。法人だとATMで納税できないとは、なんていうひどい仕打ちなんだ!こんにちは。

 賃貸管理会社のホームページなどで、よく入居率98%などという数字をよく目にします。私の契約している管理会社のホームページでも平均97%の入居率となっています。本当でしょうか?

入居率とは、基本的にはある瞬間(例えば3月31日時点)の入居状況を示すものです。各社のホームページには平均入居率の定義が記載されていないと思いますが、おそらく毎年のある瞬間の入居率を平均したものであると推測されます。でもそれだと、賃貸経営的には不十分なデータですね。いくつか他のデータも意識していく必要があります。

まずは稼働ベースでの算出。1年間で何部屋空室が出たというだけでなくそれぞれ何ヶ月(何日)空室が出たのか、を加味して計算します。さらにはそこに賃料も計算に加えてようやく損益に直結する入居率が算出できます。フリーレントなんかも空室として換算する必要が出てきますね。

それらを加味した場合の入居率が98%なんていうのは今の時代では神掛かった数字と言えるでしょう。当然ながら賃貸経営の業界でもある時点での財政状態を表す貸借対照表だけでなく、一定期間の収支を見る損益計算書、そしてお金がちゃんと入ってきているのかをみるキャッシュフロー計算書は当たり前のことといえます。その観点からもサブリースの契約は個人的に好きではありません。本当の賃貸経営状態が見えませんので。

ちなみに、我が1号物件は未だに8室中2部屋空室ですので、管理会社の平均入居率をガンガンに下げています!

ということで、今夜はこれから個人の人脈で入居者を探してきます。

では、また。

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