格差社会パート2

家に親父が来るってんで、近所の和菓子屋で親父が好きな栗蒸し羊羹ありますか?って聞いたら、秋にしか出ませんっ!て断られた転職サラリーマン大家です。そろそろ柏餅の季節です。こんにちは。

ニュースで、世界の純利益ランキングなるものが出ていました。2017年はアップルがトヨタの2倍以上の5兆円くらい純利益があります。日本全体でも3割増とのこと。景気がいいか悪いかで言えばいいんでしょうけど、格差が広がっていることは間違いありません。

tenshokuooya.hatenablog.com

フェイスブック社員の平均年収が2600万円、ツイッターが1700万円、ソフトバンクグループが1164万円だそうですが、平均値で貰っている人はほとんどいないのではないでしょうか?めちゃくちゃ多いか少ないか、ソフトバンク元副社長のニケシュアローラ氏は165億円の報酬なんてのもありましたし。四半世紀前の1992年の世界時価総額トップはエクソンモービルの759億ドル、2016年トップのアップルは6176億ドルと約8倍もの規模に拡大しています。一方で、この25年の世界GDPの合計値は3倍程度しか拡大していませんので(それでも3倍もある)、一部の企業や一部の富裕層にお金が流れていることは間違いありません。

資本主義社会に置かれている我々においては、格差が縮まればいいなぁと思うのは勝手ですが、無い物ねだりをするよりはどうしたら幸せになれるのかを考えた方が建設的でしょう。お金があれば幸せとも限りませんが、少しはないと衣食住もままならない可能性が出てきます。何も考えずにただ働いていれば、その労働の成果が資本家に奪われるという資本家階級と労働者階級に分かれていく、まさに格差社会を作り上げていくことにもなりかねません。アップルやフェイスブックに入社できたとしても安い賃金で億を稼ぐ上司にこき使われるだけでは幸せとは言えません。売り上げや利益は少ないけれど、コツコツと地道に価値を生み出す職人など自営業の人は安定はしなくとも労働の成果が会社や株主に奪われることはありません。中流階級がだんだん減っていけば(下に流れていけば)、必然的に自営業や副業、共働きが増えていくでしょう。

私自身もなんとか中流階級には入ると思いますので、格差社会に備えて日々過ごしていきたいと思います。(なんて考えてても、いつも三日坊主で毎晩酒飲んでるのは誰にも言えません。)

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