楽待【実践大家コラム】#17 競合(強豪)分析

喉もと過ぎれば熱さを忘れてしまう転職サラリーマン大家です。夏風邪がほぼ全快になりつつある今、すぐに生ビールが飲みたいほぼアル中です。先週末家族サービスが全く出来なかったにも関わらず、今週土曜日に狼さんセミナーに懇親会付きで参加することはまだ家内に言えてません。こんにちは。

さて、私が勝手に優勝候補に挙げている金足農業が3回戦に進出しました。次は優勝候補の横浜高校との対戦となります。優勝に向けては間違いなくここが今大会一つ目の山場となるでしょう。

1.何故金足農業を優勝候補に挙げたのか

・ワタクシの大好きな"金"という字が入っているから

・個人的に応援したい・・・大学1コ下の後輩の出身校だから。彼の世代は甲子園ベスト8で山本省吾投手(のち慶大→近鉄他)がいた星稜高校に負けました。

 ちなみに自分のことを棚に上げて言いますと、他人の自慢しかできない人は自分のIdentityがない証拠だと昔の上司がよく言っていましたが、その通りです。大家とか不動産屋等で周りの人脈自慢をしている人を見つけたら要注意です。自分に何も無いので他人のふんどしで相撲を取ろうとしているだけですから。

・バッテリーで8割勝敗が決まる・・・と以前書きましたが、投手で大体6割以上勝敗が決まるでしょう。金足農業の吉田投手のすごさを簡単にまとめて見ます。

 抜群のスタミナ:冬の間雪の上を長靴で3時間走りこみをしていたとのことですので、この春以降相当スタミナをつけていて、それを証明する成績を残してきました。ちなみに1回戦の鹿実戦は1回のMAXが147km、9回のMAXが145km、2回戦の大垣日大戦も初回と最終回にMAX149kmと急速はほぼ変わりません。よく回が進むにつれて目が慣れてくると言いますが、そこには相手の急速が落ちてくる要素も含まれるので、吉田投手の場合対戦相手には逆に急速があがってくるイメージとなるかもしれません。なので、勝負どころの後半に力でねじ伏せることができる投手です。

 綺麗な縦回転:江川投手のように、まっすぐ縦の回転でスピン量も多いため、まさにホップするフォーシームとなります。鹿実戦は14三振のうち12個、大垣日大戦は13三振中11個がストレートでの奪三振です。これ、マシン練習で打者の速球への対応力が上がっている現代では、半端ない率だと思います。

 完成された投手:制球、フィールディング、けん制など野球センスは桑田投手レベルとも言われており、相手が弱点を探しにくいレベルの投手です。

2.優勝へのキーポイント

ズボッと言うと、大阪桐蔭とどこで対戦するのか、これ結構重要です。2チームの今後の日程と先発予想(大阪桐蔭は相手によって変えてくるでしょうし、独自予測のため保証できません)を書いてみます。

大阪桐蔭:3回戦8/16(根尾)、準々決勝8/18(柿木)、準決勝8/20(根尾)、決勝8/21(柿木)

金足農業:3回戦8/17(吉田)、準々決勝8/18(吉田)、準決勝8/20(吉田)、決勝8/21(吉田)

吉田サイドから見てみると、連投で大阪桐蔭と当たりたくない、つまり準決勝で大阪桐蔭とあたるのがベストです。一応、今の抽選方式だと準々決勝では当たらないようなので、準決勝で当たる確率は50%のはずです。また、柿木、根尾両投手の甲乙はつけ難いですが、緒戦の作新学院戦に柿木投手を先発させていることからも西谷監督は柿木投手の安定感が根尾投手より上と見ていると思われます。根尾投手はハマるといいピッチングをしますが、付け入る隙は柿木投手よりあるのではと見ています(とはいえ柿木、根尾両投手ともAランクですので、、、)。

もうひとつのポイントは、吉田投手の変化球の見極めとなります。(わたくし、実際の投球をリアルタイムで見ておりませんので適当ですが)吉田投手はストレートと変化球を投げるときの腕の振り方が違うあるいは腕の振りが遅くなるとの指摘もちらほらあります。もし、対戦チームが徹底的に分析をしてフォームの違いを見破られるとあっさり負けてしまう可能性があります。以前、横浜高校が現楽天守護神の松井裕樹投手の桐光学園と夏の県予選で対戦し、当時の小倉コーチが得意のスライダーの見極めや球威対策、さらに配球の偏りや投球フォームの崩れ、クイックモーションでの投球を分析して見事勝利したということもありました。強豪校の分析力は半端ないと思いますので、吉田投手にはその上をいってもらいたいですね。

書けば書くほどやっぱ大阪桐蔭優勝の確率が高いんじゃんってなってきたので、ここらへんにしておきます。

さて、以上の分析を不動産投資に置き換えてみると(一応不動産投資コラムにしないと怒られるので書きますが無視してください)、以下のようになります。

・個人的に応援したい・・・データとかじゃなく、直感的に買いたい物件

・バッテリーで8割勝敗が決まる・・・購入と出口で8割決まる、購入で6割以上決まる

・抜群のスタミナ・・・抜群の利回りと耐久性

・綺麗な縦回転・・・綺麗なリフォーム

・完成された投手・・・利回りに加え、立地、客付け、流動性、融資も文句なし

大阪桐蔭とどこで対戦するのか・・・デッドクロスがどこでくるのか、先を見据えた30年レベルでの損益シミュレーション

・変化球の見極め・・・経済や災害等突発リスクを徹底分析、リスクの最小化

大阪桐蔭のような最強物件買うには、やっぱスカウト力が肝心ですね。

でも、白山高校のような弱小公立物件でもうまく育てれば甲子園に出られるかもしれません。

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