不動産王

飲んでて、よく喋る人は自分が大好きなんだなぁって思ってしまう転職サラリーマン大家です。あと、ブログ書く人とかも自分好きなんだろうと思います。(両方自分の事ですが、何か？)こんにちは。

鉄鋼王といえばカーネギー、石油王といえばロックフェラー、では不動産王といえば誰なんでしょうね。2016年だと中国 大連万達グループの王健林のようです。

日本だとどうでしょうか？ネットで調べるとまず森ビルグループの森泰吉郎氏と森稔氏の親子、それと丸源ビルの川本源司郎氏が出てきます。それぞれ正反対の理念を持っていたようです。森泰吉郎氏は「良いビルを建て、美しい町並みや空間を作る事」を使命に、まず儲けようとはせず、良い計画を建ていい建物を建てれば、社会に必ず受け入れられ、結果として儲かるのが基本と言う考え方でした。また、息子の森稔氏も武者小路実篤の言葉「龍になれ、雲、おのずから集まる」を座右の銘とし、高い志があれば、色々な所から思いがけない協力者や賛同者が表れると言う事を持論としていたようです。これができて儲かれば理想的ですが、まあこの信念を貫いて騙される人も出てきそうな気もします。

一方丸源ビルの川本氏は、不動産経営のセンスが抜群だったようです。まだ注目される前の銀座の目ぬき通りに何棟もの飲食店の入るビルを建て、基本的に借金はしない(他人を信じない)で、バブル期を無傷で乗り越えて拡大、徹底的な節税によりキャッシュを増やしていきました。節税っていうと、減価償却しまくって経費計上しまくって会社を赤字決算にしてたのかななんて思いますが、最終的に脱税で捕まってしまいました。

どちらが良い悪いという訳ではなく、自分が不動産投資、賃貸経営をして何を目指すのか、参考になる部分は多いかと思います。最後に一応不動産王と呼ばれているドナルド・トランプには２つの原則があり、1つは「成功させるための計画を少なくとも5つか6つは用意する」ことであり、もう1つは「自分で調査し、自分で結論を出す」だそうです。

言うは易し、行うは難しですね。

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