夏の甲子園は終わったが、忘れてはいけないこと

夏が過ぎ風あざみ~「風あざみ」ってなんだろうと疑問に思った転職サラリーマン大家です。こんにちは。

甲子園が終わると、一気に夏が過ぎていく感じがします。絶対王者大阪桐蔭の底力を見ましたね。どのチームもすばらしい戦いをしたと思います。そして、個人的に優勝候補に挙げていた金足農業、吉田投手をはじめ最高のパフォーマンスを見せて頂き、感動いたしました。

 

しかし、、、以前より問題視されている投手の過剰な連投は済美・安楽の772球(2013年春)の時から全く変わっていない。いやそれ以前、甲子園最多勝の高嶋監督が最も後悔していると言っている智弁和歌山・高塚投手の怪我(1996年春)、そして沖縄県勢初優勝の期待を受け、怪我を隠しながら決勝まで全試合投げた沖縄尚学大野倫投手(1991年夏)等、将来を嘱望された幾多の選手たちがその夢を怪我で失っているのである。

にもかかわらず、根本的な対策を打たず、とりあえず今回はタイブレーク制の導入といったような小手先の対策にとどまっている。また、球数制限なども議論にあがっているが、じゃあ100球に制限したら連投していいの?っていったら答えはNoである。身体が成熟し、毎日しっかりとトレーニングを積んでいるMLBの投手ですら中4日は必要なのである。

そう、誰が責任とはあえて書きませんが、大人の事情で変えられていない過密な試合日程、ここは地方大会からでもメスを入れるべきである。日程さえ調整すれば、個人的には球数制限など不要だと考えている。週2日~3日の間隔でまわせばできないことはないはずである。タイガースはその間京セラドームを主催ゲームとすればよいし、高校野球にナイターを活用して最大1日5試合だってできる。週末やナイターをうまく活用すれば視聴率だって取れる(サラリーマンの私の偏見?)

こういったことをやらずに、投手を2人以上うまく使えとか、連投させる監督が悪いといった責任転嫁は本末転倒である。是非関係者には根本的な改革を期待したい。

そして、NPBも他人事ではなく(言い方悪いが)将来の飯の種になる選手を守ることが結果としてNPBの発展に繋がる訳なので、過去のしがらみや既得権益といった意味の無い大人の事情を振りかざすのではなく、積極的に改革に携わっていく責務があると思う。

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